FINDERS

6万5000円分のおもちゃを買う予定だった6歳男の子、お小遣いをホームレスに寄付し、父親号泣
  • GLOBAL
  • 2020.05.27
  • Twitter
  • facebook
  • LINE
  • はてブ!

6万5000円分のおもちゃを買う予定だった6歳男の子、お小遣いをホームレスに寄付し、父親号泣

文:pickwick

SNSは誹謗中傷で渦巻いている一方、子どもから思いやりの心について教わることがたくさんある。

そんな中、6歳の男の子の親切な行為が、Facebookで注目を集めている。

500ポンドもらっておもちゃを買いに出かけた6歳の男の子

イギリス人男性のポール・ウッドさんとポール・クラインさんは、いろいろなイタズラやチャレンジの動画を投稿している、登録者数278万人の人気YouTuberだ。

2人は昨年8月、ウッドさんの6歳の息子ベイリー君に500ポンド(約6万5000円)をプレゼントして、ロンドンの老舗のおもちゃ屋「ハムリーズ」で好きなだけ買い物していいよと言った。夢が叶ったベイリー君は大喜びでおもちゃ屋に駆け込み、欲しいものを熱心に物色して、次々と買い物バッグに詰め込んでいた。

しかし突然、全部のおもちゃを棚に戻し始めた。混乱する2人の目の前で「もっといいことを思いついたよ」と言って、ベイリー君は店の外に向かって走り出した。

道端の見知らぬホームレスの男性に駆け寄り、コップにそのお金を入れた。ウッドさんは驚いて絶句し、息子の無欲な心に感激して涙をぬぐった。しかも、ベイリー君は残りのお金も大人たちにあげたいと言うのだ。

「パパはいつも僕におもちゃを買ってくれるけど、僕よりホームレスの人の方がお金が必要だよ」と話すベイリー君。「急にどうすればいいかわかったんだ。本当に世界のことを考えるなら、道で見かけたホームレスの人に親切にしたいって」とも。

次ページ:思いやりの心に称賛の嵐。Facebookで63万いいね!

1 2 >
  • Twitter
  • facebook
  • LINE
  • はてブ!

SERIES

  • スタッフ目線で選ぶイベント現場弁当
  • あたらしい意識高い系をはじめよう|倉本圭造|経営コンサルタント・経済思想家
  • 高須正和の「テクノロジーから見える社会の変化」|高須正和|Nico-Tech Shenzhen Co-Founder / スイッチサイエンス Global Business Development
  • オランダ発スロージャーナリズム|吉田和充(ヨシダ カズミツ)|ニューロマジック アムステルダム Co-funder&CEO/Creative Director
  • 高橋晋平のアイデア分解入門
  • READ FOR WORK&STYLE|岡田基生|代官山 蔦屋書店 人文コンシェルジュ