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- GLOBAL
- 2020.06.16
ソーシャルディスタンスで座席が7割撤去。ベルリンの伝統ある劇場の衝撃の現在
文:仲田拓也
世界各国で実施されていたロックダウンの解除によって、これまで制限されていた人々の活動も少しずつではあるものの日常を取り戻しつつある。
特に、映画館や劇場の再開は喜んでいる人も多いだろう。しかし、これまでと同じ状態では不可能だ。これから始まるアフターコロナの時代に向けて、新しい取り組みが進みつつある。
カリフォルニア州の映画館は入場者数を25%以下に
米国カリフォルニア州では6月12日から映画館の営業の再開がした。同州が示したガイドラインによると、映画館は入場者数を25%以下、あるいは100人以下にするといった、座席を制限し観客同士の距離を確保しなければならない。
さらに予約システムの実施、到着時間を指定、他の観客とのソーシャルディスタンスを配慮、座席カバーをクリーニングするなどを推奨しており、感染拡大防止の工夫を取り入れる内容が盛り込まれている。
一方では、思い切った改革に乗り出した劇場もある。
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