![8年間空港勤務した爆弾探知犬、引退祝いは大好きなテニスボールがたくさん降ってくるサプライズ!](https://assets.finders.me/uploads/news/retiredog200701.jpg)
- GLOBAL
- 2020.07.01
8年間空港勤務した爆弾探知犬、引退祝いは大好きなテニスボールがたくさん降ってくるサプライズ!
文:pickwick
犬たちが大好きなボール遊び。しかし、重要な任務を帯びた訓練犬たちは、ペットのように自由に遊ぶことは許されていない。
ある爆弾探知犬の引退を祝うサプライズの動画が、SNSで拡散されて話題になっている。
8年間勤務した爆弾探知犬の引退
黒ラブラドールのティラードは、米国インディアナポリス国際空港で活躍する爆弾探知犬。ティラードの匂いを嗅ぎ分ける能力はトップクラスで、あらゆるテストに合格。匂いの感知をゲームのように楽しみ、喜んで探知犬の仕事をしていたという。
「ティラードは素晴らしいパートナーで、一緒に仕事をする中で、彼から多くのことを教わりました」と語る訓練士のキース・グレイさん。
そんなティラードは5月29日に、8年間の勤務を終えて引退することになった。グレイさんは、引退祝いにテニスボールを使ったサプライズを仕掛けることを思いつき、200個のテニスボールをネット注文した。
「ボールは、探知犬にとって訓練に必要な道具でした。彼らはいつでも遊びたい時に遊べるわけではなく、うまく仕事ができればボールがもらえます。そうやってモチベーションを高めていたのです」と、グレイさんは『The Dodo』の取材に語っている。
サプライズに歓喜するティラード
ティラード引退の日、空港内でダミーのスーツケースが用意され、ティラードが通常の任務通りに発見。そして「何か見つけた」とグレイさんに合図を送った。その途端、大量のテニスボールがティラードの頭上に降りそそいだ。ティラードは突然のサプライズに歓喜し、走り出した。
After more than 8 years of service @INDairport, @TSA explosive detection canine TTirado has officially retired. He was adopted by his handler Keith Gray and will spend retirement at home with his family. Check out this clip of his final bag search and reward! pic.twitter.com/efRwPFrmDi
— Mark Howell (@TSAMedia_MarkH) June 17, 2020
ティラードの愛らしい姿を、TSA(運輸保安局)のマーク・ハウエルさんが撮影。その動画が6月18日にTwitterへ投稿されると、急速に拡散され、すでに再生回数は100万回を超えている。