FINDERS

深夜にベッドから降りる1歳男の子、愛犬を枕にぐっすり眠るベビーモニターの動画に思わずほっこり
  • GLOBAL
  • 2020.07.27
  • Twitter
  • facebook
  • LINE
  • はてブ!

深夜にベッドから降りる1歳男の子、愛犬を枕にぐっすり眠るベビーモニターの動画に思わずほっこり

男の子と犬の兄弟のような信頼関係

愛犬ブルータスは母親のペイジ・ナッドソンさんがフィン君を身ごもった後に保護施設から引き取り飼い始めた犬だ。ニュースサイトの『the dodo』によれば、ペイジさんは、ブルータスが初めてフィン君を見た時、「フィンには特別なケアが必要だと理解しているようだった」という。というのも、フィン君は胎児の段階で心臓に「大血管転位」と呼ばれるチアノーゼ性の欠陥があることが判明。生まれてから間もなく開胸手術を受けたものの合併症を併発していた。その後、複数の処置を受け、手術から約7週間後に退院することができた。

以来ブルータスはフィン君のそばを片時も離れず見守るようになった。フィン君の体調が悪い時は、そばに立ちフィン君の胸に頭を当てて様子を伺った。現在もフィン君が見えなくなると、フィン君が行った先のドアを引っかき、近くを歩き回るなど落ち着かない様子をみせるという。最近ではテレビを見たり、外で遊んだり、食事や昼寝をしたりする時も常に一緒のため、ペイジさんは彼らがまるで本物の兄弟のように見えるとのこと。

ブルータスは最初ベッドに登り、フィン君がベッドから落ちるのを防ごうとするかのように端の方で寝ていたが、今ではフィン君が夜中こっそりと起きて犬用ソファーで添い寝することが習慣になっている。ペイジさんはブルータスがフィン君の兄であり保護者のようだと喜び、「これからどんな風に互いが成長していくのか楽しみ」と話している。

夜更けに添い寝しようとする愛くるしい姿とそれを当然のように受け入れる犬。まるで「フィン君はぼくのかわいい弟」とでも言いたげなブルータスの落ち着いた素振りは、そこはかとない愛情と深い絆を物語っている。


< 1 2
  • Twitter
  • facebook
  • LINE
  • はてブ!

SERIES

  • スタッフ目線で選ぶイベント現場弁当
  • あたらしい意識高い系をはじめよう|倉本圭造|経営コンサルタント・経済思想家
  • 高須正和の「テクノロジーから見える社会の変化」|高須正和|Nico-Tech Shenzhen Co-Founder / スイッチサイエンス Global Business Development
  • オランダ発スロージャーナリズム|吉田和充(ヨシダ カズミツ)|ニューロマジック アムステルダム Co-funder&CEO/Creative Director
  • 高橋晋平のアイデア分解入門
  • READ FOR WORK&STYLE|岡田基生|代官山 蔦屋書店 人文コンシェルジュ