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外資やグローバルで活躍できる人が使う5つのパンチフレーズ【連載】ハーディソンの「口癖」にしたい英会話(15)
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  • 2020.09.03
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外資やグローバルで活躍できる人が使う5つのパンチフレーズ【連載】ハーディソンの「口癖」にしたい英会話(15)

実践! 外資やグローバルで活躍できる人が使うシンプルなフレーズ

それでは、難しい英語が分からなくても、前述したような人材を目指すべく、積極的に使えるシンプルで簡単な表現があるので紹介します。

What do you think about〜?(〜についてどう思う?)

行き詰まっているトピックについて話したい時や、自分がすでに何らかのアイデアを持っている時、「この人の意見をまず聞こう!」と思う人がいれば、積極的に聞くことが大切です。

自分のチームでは導入されていないことがほかのチームでは導入されていたり、自分が思ってもみなかったアイデアを相手が持っていたり、逆にまだ伝えていない自分のアイデアの欠点が見えることもあります。

Let’s 〜. (〜しよう)

とてもシンプルで、一見子供じみて見えますが、かなりパワフルな言葉です。最終的にこの言葉でfinal call(最終決定)をかける人物になるのは難しいことなのです。

Here is how I would scale 〜. (私だったら〜をこうやって計画する)

特にお金がかかる計画や採用などで、どこに何人の人員を当てるか、どこに拠点を置くか、どれくらい採用すべきか、新しいアルバイトは必要か、新しくどのポジションが必要か、といった話をできるチャンスがあれば、このフレーズを使えます。

その後に、メールや社内チャットで箇条書きにして計画を書いたり、スライドにして分かりやすく伝えるのがポイントです。Scaling(規模を最効率で計画すること)はどのビジネスでも重要視されているので、特に意識する必要があります。

Let me share my slide. (スライドを共有させて)

ただ話すだけの簡単なミーティングのつもりでいる相手に対して、自分の計画を伝える2〜3枚程度のスライド(Power pointやGoogle Slides等)を準備し、それを見せながら自分の言いたいことを伝えるだけで、パンチ力がかなり上がります。

Let’s move forward as we’ve agreed now and have another meeting on the Xth to make further decision.
(今日話した感じで進めて、もっと先のことはX日にミーティングして決めよう)

計画性を持って話をしようとすると、終わりが見えなくなってしまうことがあります。重要なのは、どこまでのことを今決定し、その後のことをいつ話し合うかを決めることです。

話がもたついてきたと思ったら、すぐにこのフレーズを切り出しましょう。「何日」と具体的な日付がパッと出てこない場合は「next week」や「next month」と言い換えれば大丈夫です。


このように、英語が得意ではなくても、外資では可能性があります。ラップトップに紹介したフレーズを全部表示させておいて、ここだ!という場面で状況に当てはめながら読み上げるだけでも、相手からのあなたへの印象はぐっと変わるでしょう。Good luck!


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