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ケガをした演技をする俳優、すると野良犬が乱入し懸命に介抱。路上で起きたハプニングに心温まる
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  • 2020.09.24
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ケガをした演技をする俳優、すると野良犬が乱入し懸命に介抱。路上で起きたハプニングに心温まる

文:ヤジマミユキ

可愛らしい見た目はもちろん、高い学習能力や共感力から、時に人間の生活にとって重要なパートナーとなる犬。

そんな犬の本能的な優しさと健気さが証明された心温まるハプニングが話題だ。

大道芸の演技の最中、突然現れた一匹の野良犬

トルコ人俳優のヌマン・エルトゥールル・ウズンソイさんは8月30日、トルコのイズミットの路上で演劇のストリートパフォーマンスをしていた。劇中、馬から落ちてケガをするというシーンがあり、ウズンソイさんは息を荒くして道に倒れ込んだ。もちろん、その役になりきった上での演技である。しかし、それを演技だと思っていなかった一人、いや一匹の観客がいた。

突然、横たわっているウズンソイさんの元に、どこからともなく一匹の野良犬が乱入。その犬は心配そうに傍に寄り添い、鼻を鳴らしたり、倒れているウズンソイさんの顔や身体を突いたりし、必死に介抱した。

ウズンソイさんは「初めは共演者が近づいてきたんだと思ったんです」と『The Dodo』の後の取材で語っている。ところが、目を開けてみるとそこにいたのは犬。倒れている自分を心配して助けようとしてくれているんだと理解したウズンソイさんは演技を続けられなくなり、つい微笑んでしまった。

次ページ:犬が持つ純粋な優しさに反響

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