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進化するデスク周り収納。「The Rack」が提案する新しい片付けの形とは
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  • 2020.10.14
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進化するデスク周り収納。「The Rack」が提案する新しい片付けの形とは

文:赤井大祐

使い方はあなた次第

デスクの上というものはえてして散らかってしまうものだ。オフィスのデスクはもとより、リモートワークが定着し、自宅のデスク周りをスッキリ整えたいという人は多いはず。

しかし、なぜデスクは散らかってしまうのだろうか?物を出す動作に比べ、しまう動作の方が面倒だからではないだろうか?

そこで、「ZENLET The Rack」をおすすめしたい。デザイン、エンジニアリング、マーケティングなど多様な背景を持ち、”シンプル”であることを追求したプロダクトの開発を行う台湾の企業ZENLETによる同商品は、今までにない形のデスク収納だ。

アルミ板を折り曲げたような構造をしており、デスクの縁に設置することで、書類や本、リモコン、ペンなどを簡単に収納するポケットを作り出すことができる。引き出しでもなければ、蓋もないためノーストレスでデスクの上のものを放り込める。なのに不思議とごちゃつかない。まさにデザインによって生み出された”機能美”といえる。

ポケット内に物を入れることができるのはもちろん、フックなどで引っ掛ける、クリップなどを挟む、磁石で止めるなど、様々な使い方に対応してくれる柔軟性も頼もしい。読みかけの本や雑誌のページをかけておくことで、栞代わりに使ってもいいだろう。

もちろんケーブル整理もお手の物。オプションのマグネットケーブルホルダーを使うことで、本体裏面のスリットを経由して好きな位置にケーブルを固定できる。一般的なデスク用ケーブルホルダーはデスクに直接固定するものが多いため、固定位置を簡単に変えることができるというのは便利だ。

設置方法も至ってシンプル。デスクの縁にラックの接着面を合わせるだけで、表面に何百万個ものミクロな吸盤を持った「ナノサクションパッド」がピッタリと固定。ネジ止めや、粘着テープを必要としないのでデスクに傷や汚れがつくこともない。また、上下から挟み込んで固定するクランプ式のように、デスク板の厚みによっては設置ができない、ということもないだろう。

以上の理由から設置場所をあまり選ばないため、デスク、棚、ベッド脇など使いやすい場所に設置して自分なりの使い方を追求できる。もしナのサクションパッドの粘着力が弱まっても水で洗い流せば何度でも復活できる。使い捨てではない、長く使えるプロダクトだ。

ラインナップは、200mm×280mm×50mと、200mm×400mm×50mmの2サイズ。カラーバリエーションはシルバー、ゴールド、スペースグレイの3種類。現在CAMPFIREにて、9980円〜購入可能となっているが、プランごとに数量の制限があるので、気になる方はお早めに。

支援はこちらのページから↓
見せる事にこだわった新しい形のデスク収納「ZENLET The Rack」


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