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喪服の時は30デニール以下のタイツを履くべき? 現役僧侶が、理不尽なマナーを一蹴
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  • 2020.11.12
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喪服の時は30デニール以下のタイツを履くべき? 現役僧侶が、理不尽なマナーを一蹴

Photo By 写真AC

文:汐里

礼儀作法を重んじる日本では、あらゆる場面で事細かにマナーが決められている。しかし、よくよく考えるとその根拠が謎なマナーは意外に多いのかもしれない。

そんな中、女性が喪服を着るときの、とあるマナーを一蹴した、現役僧侶の投稿がSNS上で話題になっている。

「喪服のときのタイツは透けてなきゃダメ」というマナーに物議

今月3日、法事での服装マナーについて調べたとあるTwitterユーザーが、喪服でのタイツは30デニール以下にすべきという記事を目にした。どうやら、喪服を着る際は、透け感のあるタイツを履かなければマナー違反になるというのだ。また、さらに調べてみると、タイツは防寒の意味合いが強く、カジュアル感が出るためフォーマルに相応しくないといった内容の記載があったそう。寒い冬の日の法事でも、マナーという名のもと、防寒が許されないことに納得がいかないこのTwitterユーザーは、怒りのツイート。この理不尽なマナーについて、納得のいく理由を説明してほしいと訴えた。

この投稿は瞬く間に広まり、共感の声が多数寄せられた。中には、「タイツは失礼だ」と、脱がされた経験がある人も。さらに、喪服だけでなく、結婚式での黒タイツNGにも疑問の声が上がるなど、我々がなんとなく受容している冠婚葬祭でのマナーの是非についてコメントする人も見受けられた。

次ページ:現役僧侶の意見にホッとする人多数

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