- SUSTAINABLE
- 2021.01.08
2020年の1年間で15億枚以上の使い捨てマスクが世界中の海に廃棄。コロナ禍で深刻化する海洋プラスチック汚染
使い捨てマスクによる海洋汚染を防ぐために必要なこと
同団体は報告書の中で、海洋汚染を助長するのを防ぐため、可能な限り再利用可能なマスクの着用を呼び掛け、プラスチック製の使い捨てマスクの消費量を減らすよう呼びかけている。
さらに、政府に対しても、再利用可能なマスクの使用を奨励するための政策を実施や、プラスチック製使い捨てマスクに代わる持続可能な代替品の開発促進、罰金を課すことによるポイ捨ての抑止、責任あるマスク廃棄についての啓蒙などについて求めている。
新型コロナウイルスは、確かに我々にとって脅威だ。しかし、海洋生物にとっては、我々一人一人のちょっとした行動が脅威となりうるのだ。それは回り回って我々の脅威になりかねない。ついつい身勝手な行動をとりがちだか、あらゆる領域への配慮も忘れないようにしたい。