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結婚式当日、新郎の母親は花嫁が20年以上離れ離れだった実の娘だと気付く。奇跡の再会に感動の抱擁
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  • 2021.04.21
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結婚式当日、新郎の母親は花嫁が20年以上離れ離れだった実の娘だと気付く。奇跡の再会に感動の抱擁

Photo by Shutterstock

文:ヤジマミユキ

世の中には科学では説明のしようがない、偶然の出来事が数多く存在する。特に、親子の絆は私たちの想像上に強く、見えない力で引き寄せ合っているのではないだろうか。

先日、中国で奇跡的な再会を果たした親子が注目を集めている。

結婚式当日に発覚した、花嫁の生い立ち

先月31日、中国江蘇省蘇州で1組のカップルが結婚式を挙げた。式の最中、参列した新郎の母は、自分の義理の娘となる花嫁の手にアザを見つけた。すると新郎の母は突然、花嫁の両親に養子縁組したかどうかと尋ねた。なぜなら花嫁の手のアザは、20年以上前に行方不明になっていた実の娘のアザと似ていたからだ。

実は、花嫁と彼女の両親は血の繋がった親子ではなかった。ただ、花嫁の両親は花嫁本人にすらその事実を秘密にしていたため、新郎の母の突然の質問に困惑した。しかし、2人は20年以上前に道端で女の子の赤ちゃんを見つけ、その子を自分の娘として養子縁組をし、大切に育ててきたことを明かした。

この話を聞いた新郎の母親は、目の前にいる花嫁が生き別れた娘だったとわかると、じっと見つめて再会を喜び、2人は涙を流しながら抱き合った。花嫁は実の母親に会ったこの時の気持ちを「結婚式よりも幸せだった」と表現している。

次ページ:花嫁と新郎は兄妹?関係の行く末は

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