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マイナス196℃でも凍らない。NASAが開発した断熱素材「エアロゲル」を用いた超防寒ジャケット
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  • 2022.01.23
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マイナス196℃でも凍らない。NASAが開発した断熱素材「エアロゲル」を用いた超防寒ジャケット

文:FINDERS編集部

しっかり暖かいのに薄くて軽いジャケット

寒さ厳しい日々が続いているが、お気に入りのダウンは見つかっただろうか。今年こそはと思いつつも、結局毎年のようにユニクロのダウンを買ってしまう、という人も多いだろう。

「エアロゲルジャケット」は、NASA(アメリカ航空宇宙局)が開発した断熱素材が使われている防寒着。言うまでもないが、摂氏マイナス270℃と言われる宇宙空間よりも寒い場所は地球には存在しない。なるほど防寒性には期待できそうだ。

このジャケット最大の特徴は、使用されている断熱素材「エアロゲル」にある。宇宙服にも使われており、マイナス196℃の液体窒素を噴射してもまったく凍ることはないという。さらにジャケットに使われているエアロゲルシートは、薄く軽く柔軟性と耐久性に優れている。

エアロゲル自体は、長年研究が進められてきた素材であったが、生地として「脆い」「壊れやすい」といった課題を持っていた。エアロゲルジャケットではその課題を克服しつつ、そもそもの持ち味である「軽量」「断熱」に加え、「透湿性」「柔軟性」「耐久性」を実現したという。

本格的なダウンジャケットと比べるとだいぶ薄めな印象だが、保温性が高いのでたくさん着こまなくても十分暖かいだろう。冬のコーディネートでありがちな着膨れもしっかりもカバーしてくれるため、アクティブに動けるはずだ。

防水・防汚仕様で水も汚れも弾いてくれるため、冬のアウトドアや天気が悪い日にもピッタリではないだろうか。

エアロゲルジャケットは、現在CAMPFIREにてクラウドファンディングを実施中。来年の冬に備えて今から準備を進めてはいかがだろうか?


支援はこちらのページから↓
NASAが開発した革命的新素材!ー196度をも断熱する エアロゲル防寒ジャケット

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