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ウェブカメラこそコロナ以降の必須営業ツールになる?小さなボディに4K画質を備えた「Opal C1」
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  • 2022.06.18
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ウェブカメラこそコロナ以降の必須営業ツールになる?小さなボディに4K画質を備えた「Opal C1」

文:FINDERS編集部

高性能センサー搭載で驚くほどの画質でWEB会議ができる

オンライン会議には欠かせないツールといえばウェブカメラ。基本的にほとんどの人がPC標準装備のものを使用しているのではないか。デスクトップPCを利用しているのであれば別途購入が必要になるケースもあるが、そこまでお金をかける人は多くないだろう。

とはいえ社内のオンラインミーティングに出席するためにだけにお金をかけてウェブカメラの画質を上げたところで…とも思ってしまうところだ。

しかしだ。例えばオンラインでの営業活動や、クライアントとの打ち合わせ、あるいはイベントへの出席など、「画質が良い」というだけでガラッと印象が変わる場面は決して少なくないはずだ。リアルでの営業活動にサイズの合ってないヨレヨレのスーツを着ていくか、シワひとつないビシッと決まったスーツで臨むかとでは、どちらが好印象を与えるか、わからない人はいないだろう。

そんなコロナ禍以降の必須営業ツールともなる可能性を秘めたウェブカメラが「Opal C1」だ。300ドル(約4万円)という強気な価格設定に一度は怯むが、率直に、死角のないプロダクトに仕上がっているという印象を受けた。

デザインは箱型。質感も無骨で無駄がない。表面はシボのような凹凸があり、高級感もある。カメラ部分もシンプルでPCディスプレイに設置していても様になるデザインだ。

そして驚くのがそのスペック。1:2.3インチのSONY製イメージセンサーを搭載し、4Kの高解像度に対応している。さらにf1.8のレンズ(f値はレンズの明るさを示す指標として用いられ、カメラレンズの価格を大きく左右する要素でもある)により薄暗い場所でもノイズを少なく、綺麗に、明るい画質でオンラインミーティングができるのだ。

左はMacbook搭載のウェブカメラ。中央が「Opal C1」で、右側のCannonEOS R(約20万円)と比較しても遜色ない。

また指のジェスチャーだけでピンチインできたり、専用のアプリによって被写界深度を検出して映画のようなボケ感を出したり、明るさ、コントラスト、ホワイトバランスもリアルタイムで調整可能だ。いうなればPCモニターの上に、PCから操作可能なミラーレス一眼をそのまま載せているようなものだろう。

もちろんマイクも搭載している。「MicMesh™」という独自の音声技術により、声にフォーカスして周りのノイズをキャンセルしてくれる機能を搭載。Opal C1に向かって話すだけではっきりと声だけを届けてくれるという。いくら画質が良くても音声が聴き取りにくくては意味がない。できるビジネスパーソンは画質、音声ともにできる限り良い状態を維持したいものだ。

カラーはブラックとホワイトがある。

購入はウェブサイトにて、招待制となっている。


Opal C1

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