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iPhone13をプロの撮影機材に変身させるレンズ「Sandmarc Anamorphic Lens Edition - iPhone 13」
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  • 2022.07.09
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iPhone13をプロの撮影機材に変身させるレンズ「Sandmarc Anamorphic Lens Edition - iPhone 13」

文:FINDERS編集部

装着するだけで映画のような質感を再現

時代は動画全盛期。iPhoneも毎年アップデートを重ね、カメラ機能もどんどん進化している。最新のiPhone13は動画でも擬似的に背景がボケるシネマティックモードを搭載し、より簡単にプロ級の映像が撮れるようになってきた。

そんなiPhone13の映像をさらにアップデートするアイテムが「SANDMARC Anamorphic Lens Edition - iPhone 13」である。

アナモルフィックレンズとは映画を撮る際に使用する、横長の画角の映像を撮影するためのレンズだ。本来であれば映画撮影用のカメラに装着して使用するものだが、これをiPhoneにも装着できる形にしたのが本製品。

iPhone標準画角の16:9から、没入感を得られるシネマスコープサイズの2.4:1(1.33xモデル)もしくは2.75:1 (1.55xモデル)で撮影できるようになる。

さらに美しい楕円形のボケと、ヘッドライトやハードな逆光時に光の形が横に伸びる水平型のレンズフレアを生み出すのも特徴。ちなみにこのフレアの形状はスターウォーズ新三部作(7・8)などを手掛けたJJエイブラムスなどが好んで使用するものだ。

装着方法は2種類で、iPhone13専用ケースを装着した状態ならねじ込むだけでOK。またクリップに装着するとiPhone13以外のスマホでも装着できる仕様となっている。

レンズの品質も高く、マルチコーティングが施され反射にも強い設計になっていて、優れたパフォーマンスを実現しているという。

付属品にはレンズポーチやレンズキャップも入っているので、外して持ち運ぶ際にも安心だ。

一つ注意点をあげるとすれば、アナモルフィックレンズの特徴上、公式で連携するカメラアプリ「FilmicPro」を使用して撮影するか、撮影後の編集作業で画角を広げないと、素材は縦に縮んだ状態で記録されるためお忘れなく。

数年前までは数百万円のシネマカメラでしか表現できなかった映像表現がスマホ一台でできるようになる時代だ。映像制作にこだわる人にぜひ体感してみてほしい。


SANDMARC Anamorphic Lens Edition - iPhone 13

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