![デスクの上に置ける。A4サイズの超コンパクトな3Dプリンター「KOKONI 3D」](https://assets.finders.me/uploads/news/item220807_top.jpg)
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- 2022.08.07
デスクの上に置ける。A4サイズの超コンパクトな3Dプリンター「KOKONI 3D」
文:FINDERS編集部
最初の1台にいいかも
ものづくりの新たな手法として、普及が進む3Dプリンター。とは言うものの、メンテナンスや3Dデータ作りなど実際にプリントするまでのハードルが少々高いことは否めない。
「KOKONI 3D」はそんなハードルをできる限り取り払った3Dプリンターだ。ハード、ソフト面でそれぞれ特徴を持つ。
まず圧倒的なコンパクトさ。従来の3Dプリンターは大型のものが多く置き場所を選ぶが、本製品はわずかA4サイズに収まる超コンパクト設計。PCやモニターをおいたデスクのちょっとした片隅に置くことができる。
さらに面倒な初期セッティングも不要。組み立てや、テーブルの水平調整もいらないんだとか。届いてすぐに使い始めることができる。
また独自の研究による調整音駆動設計を使用している。サイズも大きくないため、同居人に気を使う必要もなさそうだ。
ソフト面では、専用のアプリがいろいろとサポートしてくれる。フォトモデリング機能を搭載しているので、プリントしたいものの写真を読み込むだけで3Dモデルを生成することができる。また無料でライブラリーからプリント用のデータを読み込むことができる。アプリはiOSとAndroid両方に対応している。
気になる点もいくつか。まずはコンパクト故に、造形の最大サイズが100×100×58mmまでとかなり小さめ。そしてフィラメントは自社製のものしか使用できない、との記載もある。またモデリングソフトで作ったデータや、共有サイトからダウンロードしてきたstlファイルなどを用いてプリントすることができるかは不明だ。
「KOKONI 3D」は手っ取り早く3Dプリンターを導入してみたい、という人にはちょうど良いかもしれない。が、今後ガッツリ取り組みたいということであれば、一般的な大型のモデルを購入したほうがよさそうだ。
ちなみに、Twitterの「#生活治具」というハッシュタグでは、主に3Dプリンターを用いた生活に根付くものづくりを垣間見ることができる。「興味はあるけど使い道がないんじゃないか」と迷っている人はこちらも合わせてご覧いただきたい。
こういう柱にビス等使わないで固定する方法。
— (@Tomy_cn) April 17, 2022
前後パーツを作って柱を挟み込み、上下にスライドさせるレールを作っておいて、レールのテーパーで柱を締め付ける様な形状にすると積層痕のおかげでカッチリ固定できます。
久しぶりのPLAで造形汚いのは気にしないで#生活治具 pic.twitter.com/GPD0xX2DlM
#生活治具 上げ底して印鑑をペン立てに入れる治具 pic.twitter.com/KlLHlLSGFO
— robert yamamoto (@robamoto) April 11, 2022
丸いドアノブを握らなくても回せるジグを3Dプリンタで作りました。
— tomo makabe (@mkbtm) March 29, 2022
感染防止、荷物を持ってる時、色々便利。#生活治具 pic.twitter.com/STHB6aiFjv