文：FINDERS編集部

安全のための工夫も充実

キャンプの醍醐味といえば大自然に抱かれながら料理を楽しみ……と言いたいところだがオフシーズンに購入したアウトドアギアの導入も忘れてはならない。変わり種であればあるほど期待も高まるものだ。

「ハンマープライヤー」は〈打つ〉ためのハンマー、そして〈掴む〉ためのプライヤー（物をつかんだり挟んだりするための工具）が一体となった新しいギアだ。

ハンマーのヘッド部分には比較的柔らかい銅を使用することで、持ち手への衝撃を軽減。テントやタープを張る際のペグ打ちにピッタリだ。ヘッド部分は交換可能。鈍く光る銅ならではの色合いがプロダクトを印象づけている点も見逃せない。

プライヤーのアゴ部分は掴むものの厚みに合わせて3段階に調整できる。アルミ皿やペグなどの薄く、細いものから炭、薪などの太いものでも柔軟につかめる。

アゴの内側はポールなどの円柱型のものを掴んだ際にも3点で支えて安定するような構造となっている。

ハンマーのヘッド部分がテコとなり、重たいダッチオーブンの蓋などを持ち上げる際もぐらつかない。

さらには指ハサミ防止のストッパーも備えており、工具の扱いにそれほど慣れていない人でも安全に使用できる工夫が凝らされている。

「ハンマープライヤー」は現在Makuakeから購入可能。来シーズンのキャンプの楽しみを増やすためにチェックしてみてはいかがだろう。

打つ、つかむで捗るアウトドア。工具から生まれた新しいギア「ハンマープライヤー」