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プロも愛用する刃物大国ドイツの奇形包丁 でもこれが意外と使いやすい
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  • 2022.12.15
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プロも愛用する刃物大国ドイツの奇形包丁 でもこれが意外と使いやすい

文:FINDERS編集部

実は理にかなった造形

料理に欠かせない包丁。「料理人の魂」と称されることも多いが、その切れ味が味を直接左右することを知らない人は意外と多い。

だが、家庭で使うならば同じぐらい見た目にもこだわりたいところもある。気に入っている調理器具で料理をすればやる気も出るだろう。

『Sternsteiger Achilles アキレス』は、日本でもお馴染みの包丁「ツヴィリング」などで知られる、世界三大刃物産地と呼ばれるドイツ中西部の地域・ゾーリンゲンにて生まれた包丁だ。

特徴はなんと言ってもそのフォルム。金属むき出しのハンドル部分は未完成品なのかと一瞬目を疑うが、よく見ると握りやすいように、平べったい形状と指の形に合わせたグリップが見て取れる。

さらにボディにはぽっかりと穴があいている。指を入れて握りこむことでガッチリとホールドできる構造だ。また継ぎ目がないので衛生的にも安心だ。

商品の開発にはドイツ・ニュルブルクのホテルで長年シニアシェフを務めているというFikret Fidan氏が監修として参画しており、実際に調理現場でも愛用するほどの出来栄えだということだ。

包丁は一般的な三徳包丁や牛刀にあたる「シェフナイフ」、小さくて扱いやすい「ペティナイフ」、パン用の「パンナイフ」の3種類。

見た目以外の特徴でいえばその重量。日本で使われている一般的な三徳包丁の重さがおよそ150〜200gだと言われているが、『アキレス』のシェフナイフは330gとかなり重い。実は重たい包丁は、重量に任せることで力を使わなくても食材を切りやすいという側面もある。長時間の連続使用には少々向かないかもしれないが、腕力に自信のない人こそ選んでみても良いだろう。

『Sternsteiger Achilles アキレス』はCAMPFIREから購入可能だ。


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