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ホイッスルケトルやThinkPadを手がけた工業デザインの巨匠リチャード・サッパー デザイン展が開催
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  • 2023.02.10
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ホイッスルケトルやThinkPadを手がけた工業デザインの巨匠リチャード・サッパー デザイン展が開催

文:FINDERS編集部

代表作品約30点が展示されるほか、デザイナーによるトークセッションも

ドイツ出身のプロダクトデザイナー、リチャード・サッパーのアジア初の展覧会『リチャード・サッパー・デザイン展 うれしい体験のための論理と感性のデザイン』が3月24日から 3月26日まで東京・武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパスで開催される。

サッパーはIBMの「ThinkPad」、イタリアのキッチン用品メーカーALLESI社の「ホイッスル ケトル」などを手掛けたことで知られる。アルテミデ社のデスクライト「Tizio ランプ」がニューヨーク近代美術館(MoMA)のパーマネントコレクションにも選定されるなど、実用的、理知的、論理的な設計思想とスタイリッシュさや遊び心を組み合わせたデザインが世界的に高く評価されている。

本展は「うれしい体験のための論理と感性」という視点からサッパーの代表的な製品約30点とスケッチや木型のモデル、詳細の解説パネルが展示される。加えて同氏と25年以上共創してきた武蔵野美術大学の山﨑和彦教授が手がけるプロジェクトや作品も紹介される。

また会期中は、同会場にて、プロダクトデザイナーの秋田道夫氏やデザインストラテジスト太刀川英輔氏などを招いたトークイベントや、武蔵野美術大学・大学院の学生による研究発表に加え、来場者との交流やJAZZライブといったさまざまなな関連イベントが開催される。

参加費は無料。会場に来られない人のために、初日となる24日の17時〜19時には会場案内やオープニングイベントを中継するオンライン配信も行われる(無料の事前登録が必須)。


『リチャード・サッパー・デザイン展 うれしい体験のための論理と感性のデザイン』
期間:2023年3月24日(金)〜 3月26日(日)
会場:武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス 地下2階
料金:無料

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