文：FINDERS編集部

受賞作品には賞金＆商品化のチャンス！

シヤチハタが開催するプロダクトデザインコンペ「16th SHACHIHATA New Product Design Competition」が開催される。3月1日から事前のエントリー受付が開始され、4月1日から作品応募が開始される。

同コンペは、長年にわたってハンコなどの製品を作ってきたシヤチハタが、商品化を前提に、今までにないプロダクトや仕組みを広く募集するもの。

これまでに、QRコードと名前が一度に捺せる「自己QR」や、日本らしさを表現した色鮮やかな朱肉「わたしのいろ」、丸よりも丸みを感じるといわれる「スーパー楕円」を用いた「スーパー楕円はんこ」といった受賞作品が商品化されている。

自己QR

わたしのいろ

スーパー楕円はんこ

16回目となる今回のテーマは「思いもよらないしるし」。シヤチハタがハンコなどを通じて長年扱ってきた「しるし」、そして「思いもよらない」という漠然とした言葉、その解釈を含めた提案が求められる。

審査員は、インターフェースデザイナーの中村勇吾氏、グラフィックデザイナーの原研哉氏、プロダクトデザイナーの深澤直人氏、デザイナーの三澤遥氏といった面々に加え、ゲスト審査員としてnomena代表でエンジニアの武井祥平氏、特別審査員としてシヤチハタ株式会社代表取締役社長の舟橋正剛氏の計6名が務める。

受賞作品は、グランプリ1作品（賞金300万円）、準グランプリ2作品（賞金50万円）、審査員賞5作品（賞金20万円）、 特別審査員賞1作品（賞金20万円）の計9作品となり商品化の検討も行われる。