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- CULTURE
- 2023.03.20
温泉タオルや安ビーサンが放つ「なんかよさ」を著名クリエイター13人が解き明かす「わからなさの引力」展が3/26まで開催中
文:FINDERS編集部
「わかんないけど、なんかいい」について考える
言葉では説明しにくい「なんかいい」という感覚について、プロダクトを通して考える展示『そばにあった未来とデザイン「わからなさの引力」展』がNTTドコモの主催で3月26日まで東京・21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3で開催している。
本展では、特にテクノロジーの進化において「わからないこと(非効率、感性)」を排除し、「わかること(効率的、理性)」に比重を置いてきた一方、社会課題が複雑化し、説明できるということにある種の限界を感じる時代に、未知なる価値を内在した「わからなさ」について考える必要があるとして企画された。
デザイナー、クリエイティブディレクター、美術家や研究者といった13名のクリエイターによって選ばれた「なんかいい」という感覚的なよさに着目した品が展示される。
ハワイアナスのサンダル(クリエイティブディレクター 齋藤精一氏)、ペラペラの温泉タオル(クリエイティブディレクター/編集者 岩佐十良氏)など多種多様な「なんかいい」品々が並ぶ。
ハワイアナスのサンダル(齋藤精一氏選)
ペラペラの温泉タオル(岩佐十良氏選)
ソフビの虎(倉本仁選)
そのほか、参加クリエイター/展示プロダクトは下記の通り
・伊藤 亜紗 美学者・東京工業大学教授/ヒシの実
・AKI INOMATA 美術家/虫食い欄間
・岡本 健 グラフィックデザイナー/コンベックス
・緒方 壽人 デザインエンジニア(Takram)/箕(み)
・倉本 仁 プロダクトデザイナー/ソフビの虎
・鈴木 元 プロダクトデザイナー/古い椅子
・辰野 しずか クリエイティブディレクター デザイナー/束ねた指ハブ
・田根 剛 建築家/雄勝硯
・長嶋 りかこ グラフィックデザイナー/動物の子どものぬいぐるみ
・三宅 一成 デザイナー/MOTO GUZZI V11 Sport
・宮島 達男 現代美術家/日晷(にっき)
またそれぞれのプロダクトが持つ「わからなさ」の魅力について、クリエイター本人とNTTドコモプロダクト部プロダクトデザインチーム、デザイン誌AXIS編集部からの言葉も展示される。
『そばにあった未来とデザイン「わからなさの引力」展』
期間:2023年3月18日(土)~26日(日)
会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3
料金:無料