TAKEO PAPER SHOW 2023「PACKAGING― 機能と笑い」and transparency “seen” in Japanese tea rooms, and archit

文：FINDERS編集部

デザイナー三澤遥ら13組のクリエイターが提案するパッケージも展示

紙の専門商社である竹尾が主催する紙とデザインのイベント「TAKEO PAPER SHOW 2023 PACKAGING—機能と笑い」が10月13日から22日まで東京・KANDA SQUARE HALLで開催される。また福井県鯖江市や北海道ニセコ町での巡回展も予定されている。

TAKEO PAPER SHOW 2023「PACKAGING― 機能と笑い」and transparency “seen” in Japanese tea rooms, and archit

本展はパッケージについて「機能」と「笑い」という2つの視点から掘り下げられる。

「機能」では、古くからある素材である一方、技術の進歩や役割が変化する紙について、デザイナーの原研哉率いる日本デザインセンター原デザイン研究所や建築家の萬代基介ら13組のクリエイターによって容器と包装として提案された紙が展示される。

「笑い」では、デザイナー梅原真氏によって、デザインのシンプルさや洗練度合いとは異なる観点である「素朴で飾らないが思わず手に取りたくなるようなパッケージ」として選ばれた約100点が展示される。

TAKEO PAPER SHOW 2023「PACKAGING― 機能と笑い」and transparency “seen” in Japanese tea rooms, and archit

そのほか、計画伐採や植林など循環素材としての紙について焦点を当てた展示や、独特のテクスチャーや豊富な色数などを有し、紙そのものが持つ魅力を最大限に活かすように造られた特殊印刷用紙である竹尾の代表的な商品「ファインペーパー」を用いた新製品やリニューアル品が手に取れる展示も行われる。