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「坂本龍一のメディアアート」を振り返るトリビュート展が12月16日からICCで開催。共同キュレーターとしてライゾマ真鍋大度も参加
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  • 2023.10.19
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「坂本龍一のメディアアート」を振り返るトリビュート展が12月16日からICCで開催。共同キュレーターとしてライゾマ真鍋大度も参加

文:FINDERS編集部

展示内容や関連トーク、コンサートの概要は11月中旬に公開

2023年3月28日に逝去した音楽家・坂本龍一の展覧会「坂本龍一トリビュート展(仮称)」が、12月16日から2024年3月10日までNTTインターコミュニケーション・センター (ICC)で開催される。 

坂本とICCは、同館の開館(1997年)以前から関係性があり、展覧会の企画に連動したコンサートの開催(ローリー・アンダーソン展 2005年)やICC開館10周年、20周年記念企画展なども手がけてきた。

また、メディアアーティストの岩井俊雄とコラボレーション作品である《メディア・テクノロジー 〜7つの記憶》 [1997]をはじめ、カールステン・ニコライ、高谷史郎、真鍋大度、毛利悠子などのアーティストとインスタレーション制作も行ってきた。

本展のキュレーションは、ICCの畠中実とライゾマティクスの真鍋大度が務める。坂本と共同制作を行うなど親交があった真鍋によって、坂本が残した演奏データをもとにした作品や、国内外のアーティストによる同氏と関わりのある作品、これまでのICCでの展示の記録が構成、展示される。

展示を通して、同氏の追悼と共に、その活動を継承し、これからの未来に向けて坂本龍一像を提示することを試みる。

会期中には、キュレーターや出品作家、ゲストによるトークやシンポジウム、上映プログラム、コンサートなどのイベントが予定されており、詳細は11月中旬頃発表される。


『坂本龍一トリビュート展(仮称)』
期間:2023年12月16日(土)~2024年3月10日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] ギャラリーA
料金:一般 800円 大学生600円

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