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ホームレス男性と路上でランチをシェアする警察官に心温まる「誰にも認められなくても良い行いをする人はいる」
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  • 2020.07.17
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ホームレス男性と路上でランチをシェアする警察官に心温まる「誰にも認められなくても良い行いをする人はいる」

文:nanchatic

米国では白人警官による黒人男性ジョージ・フロイドさんの暴行死をきっかけに、反人種差別運動「Black Lives Matter」が世界中で巻き起こっている。

市民と警察官との緊張関係が続く中、SNSでは警察官のさりげない振る舞いが注目を集めている。

4500件超のシェアで話題に

米国フロリダ州で看護師として働くブラウニー・リオンズさんは7月2日、夫と一緒にレイクシティをドライブしていた。すると、警察官がホームレスの男性の側で車を停めるのを目撃した。

尋問をするのかと思って眺めていると、警察官はトランクから折りたたみ椅子を用意し、鶏肉料理のファーストフードチェーン「チックフィレイ(Chick-fil-A)」を持って、ホームレスの男性の元に近づいて行った。そして、2人は路上で一緒に食事を始めたのだ。

この2人の食事風景を撮影したリオンズさんは翌日、その写真をFacebookに投稿。現在、4500件を超えるシェアを記録し、大きな反響を呼んでいる。

リオンズさんは、ローカルテレビ局『WCJB』の取材に、「私はこの警察官と面識はないし、彼が警察関係者であるかどうかは関係ありませんでした」と語った。そして「私が写真を投稿したのは、誰にも認められなくても良い行いをする人はいる、ということを示したかっただけです」と続けた。

次ページ:警察官を知る人からコメント、相次ぐ

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